入部時の金額だけで判断すると、たいてい読み違えます
効いてくるのは、そのあと毎年買い足すほうです。
分かりやすい例がテニス部・硬式テニスです。 入部時にかかるのは¥30,427。掲載している25パターンのなかでは9番目に高いだけで、 この時点では特に身構える金額ではありません。
ところが3年分を積み上げると¥118,227になり、順位は3番目まで上がります。 最初に払う金額と、最終的に出ていく金額は別物だということです。
道具そのものより、交換の頻度のほうが総額を決めます。3ヶ月で貼り替えるラバー、 月に1枚使うリード、1年で履きつぶすシューズ。単価は安くても、3年ぶんに直すと本体価格を超えることがあります。
- 剣道部・防具をそろえる段階¥166,584
- 陸上部・跳躍¥136,815
- テニス部・硬式テニス¥118,227
- 卓球部・シェークハンド(両面裏ソフト)¥113,609
- 卓球部・シェークハンド(表ソフト・前陣速攻)¥113,395
- テニス部・ソフトテニス(軟式)¥111,790
入部時に払う分そのあと2年で買い足す分
3年間の総額が大きい6つ。棒の長さは、いちばん高い剣道部・防具をそろえる段階を100%としたときの比率です。
全25パターンを1枚の表で見る部活から探す
左が「とりあえず始める」グレードの入部時費用、右が標準グレードで3年続けた場合の総額です。
吹奏楽部
楽器は学校のものを借りられても、口に触れる部分と消耗品は個人持ちが基本です。
書道部
道具は一度そろえば長く使えます。毎月消えていくのは半紙と墨液のほうです。
美術部
学校の教材と画材店のものでは、同じ絵の具でも値段が数倍ちがいます。
卓球部
ラケットは3年使えますが、ラバーは2〜3ヶ月で貼り替えます。効いてくるのはそちらです。
バスケットボール部
買うものは少ないのに、バッシュだけは半年から1年で履きつぶします。
バドミントン部
ラケットは1本でも、ガットとグリップが毎月・毎シーズン減っていきます。シャトル代は部費です。
サッカー部
道具は少ないのに、スパイクの買い替えだけで毎年1万円を超えます。
水泳部
水着は消耗品です。塩素で傷むので、練習量しだいで半年から8ヶ月で替えます。
陸上部
スパイクは種目でまったく別物。長距離は逆にスパイクを使わないこともあります。
テニス部
中学は軟式、高校は硬式。同じ「テニス部」でも道具は別物です。
剣道部
防具の初期費用が突出して大きい。そして竹刀は折れ続けます。
軽音部
楽器代に目が行きますが、忘れられがちなのはアンプとシールドです。
先に予算が決まっているなら
部活・種目・予算の考え方を選ぶと、必要な道具一式と合計が出ます。
「3万円までに収めたい」と決まっているほうが、実は選びやすいことがあります。 シミュレータは入部時の金額だけでなく、毎年かかる分も一緒に出すので、 その予算が3年もつのかどうかまで見えます。
費用シミュレータを開く入部時の金額だけで予算を決めると、2年目に足りなくなります。 入部時の額に、毎年かかる額の2年分を足しておくと、あとで慌てずにすみます。
大人が趣味で始める場合も出しています
部活の練習量で計算した金額は、週末にやる人にはそのまま当てはまりません。
同じ道具でも、週1〜2回やるだけなら消耗品の減り方がまるごと変わります。 競技によっては毎年かかる額が数分の一になり、逆にほとんど変わらないものもあります。 「週1〜2回でどれだけ減るか」を調べられた競技だけ、別に一覧にしました。
大人が始める場合の金額を見るガットやラバーは打った回数だけ減るので、やらなければ安くなります。 いっぽう競泳水着は塩素で、ラケットのグリップは汗と時間で傷みます。 回数を減らしても、そのぶん安くはならない道具があります。
価格は毎朝、自動で取り直しています
掲載している金額は楽天市場の実売価格です。毎朝取得し直しているので、 「記事は残っているのに値段が3年前のまま」ということが起きません。
いっぽうリードの硬さやラバーの厚みといったスペックは、自動では取れないので手で調べて入れています。 手間はかかりますが、そのぶん価格比較サイトには並ばない項目が並びます。 計算の前提はこのサイトについてにすべて書きました。
作っている人から
部活にいくらかかるのかを調べようとして、まとまった情報がどこにもなかったので、自分で並べはじめました。 全部の部活をやったことがあるわけではないので、「使ってみた感想」は書いていません。 そのかわり、調べれば確かめられること(価格・仕様・交換の頻度)は手を抜かずに集めています。計算の前提も全部書いてあります
先に断っておくこと。ここに出しているのは道具の代金だけで、部費・遠征費・合宿費は入っていません。 用具が必要かどうかも、学校や部によってまったく違います。ここに書いてあるのは「一般的にはこう」という目安です。 とくに楽器のマウスピースやユニフォームは部の指定品が決まっていることが多いので、 買う前に必ず顧問の先生に確認してください。